サムルノリ誕生30周年記念福岡公演の案内

hansori

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左より、崔鍾實 チェ・ジョンシル(プク)、金徳洙 キム・ドクス(チャンゴ)、李光壽 イ・グァンス(クェンガリ)、南基文 ナム・ギムン(チン)


2008年、サムルノリ誕生30周年を迎える歴史的な記念公演が金徳洙、李光壽、崔鍾實、金容培脱退以後合流した南基文というオリジナルメンバーにて6/27(金)福岡で開催されます。

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1978年2月、ソウルの小劇場「空間舎廊」において、男寺党(ナムサダン)の末裔である四人の若者達「金徳洙(キム・ドクス)、李光壽(イ・グァンス)、崔鍾實(チェ・ジョンシル)、金容培(キム・ヨンベ)(故)」が結集し、韓国のプンムル(農漁村の祝祭楽)で使われる伝統打楽器のうちサムル(チャンゴ、クェンガリ、プク、チン)だけによる室内パーカッション・アンサンブルが初めて演奏され、その歴史的な第一歩を踏み出しました。

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以来、彼らは自らの集団を 사물놀이(サムルノリ)と名乗り、驚くべき勢いで活動を展開しました。韓半島を拠点として、そのエネルギーを爆発させんばかりに世界中に飛び出し、あらゆる場で、あらゆる人々を前に演奏し、その時と空間と心を共有してきました。

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1982年、米国ダラスで開催された世界打楽器奏者大会(PASIC)で世界のパーカッション界に一躍その存在を知らしめ、1984年、カナダ・トロントで開かれた世界打楽演奏の祝祭である「スーパーカッション」や「ワールド・ドラム・フェスティバル」においてサムルノリの強烈なエネルギーと躍動感に溢れたパフォーマンスを繰り広げ、ワールド・ミュージック界を揺るがしてきました。

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世界各地での数百回にのぼる演奏活動を通し、韓国を代表する音楽ジャンルを確立するとともに韓流第1世代のトップランナーとして“サムルノリアン”なる新語が生まれほどの一大ブームを巻き起こし、多くのファンを虜にしてきました。また、各国での公演毎にサムルノリのワークショップやキャンプを開催し、世界中にサムルノリ・チームを育ててきました。

日本でも、衝撃的なデビューを飾った1984年10月、芝・増上寺での一般公開を皮切りに数多くの来日公演を行い、その度に大きな話題と高い評価を受け、多くのファンを獲得してきました。また、山下洋輔、岡林信康、林英哲、坂本龍一やビル・ラズウェル、ハービー・ハンコック、スティーブ・ガッドなど、様々なジャンルのミュージシャンとの共演活動を積極的に行うなど、その音楽世界を拡げてきました。

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伝統楽器を駆使して現代の最先端を突っ走るサムルノリは、地球を股にかける現代の遊行音楽集団として世界の音楽シーンに衝撃をあたえ続けてきました。本公演はこの「サムルノリ誕生30周年」を記念し、当時のオリジナルメンバー「金徳洙、李光壽、崔鍾實」に南基文が加わり再びここに結集し、20世紀に韓国の新しい音楽ジャンルを確立したサムルノリが、21世紀に跳躍する貴重な公演になることと思います。
Posted byhansori